ミニカーカタログ#16 マジョレット アルファロメオ ジュリア


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モダン・アグレッシブ

ヨーロッパ市場のスタンダードカーをモデル化し続けるミニカーブランドがマジョレット。アルファロメオ車も、近年では2014年のジュリエッタから4Cスパイダー、ニューモデルのトナーレなど頻繁にモデル化。

そんな中2021年登場したのが、正統派4ドアモデルのジュリアである。


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カラーはコンペティオーネレッドを模したメタリックレッド、再現グレードはフェンダーダクトやリアスポイラーなどの特徴から、クアドリフォリオと思われる。


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2023年末の「イタリアンコレクション」では、新たにミザーノブルーを模したメタリックブルーとレーシングカラーリングの2パターンが追加されている。


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ブラック塗装のホイールやフェンダーダクトなどが装備された、大人しくもスポーティーさを主張するボディライン。ただしこの仕様ではカラーの特性上なのか、ドアやバンパーの境界がハッキリしすぎているというのもまた事実だ。


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ディフューザーが現れ、さらにスポーティーさを感じるリアビュー。
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ブルーにシルバーホイールの組み合わせでは、全体的に明るくなっているため、少しディフューザーがこの雰囲気の中で浮いているように感じる。


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細部表現に移る。

盾形グリルとキリッとしたヘッドライト、さらにはグリル中央から延びるボンネットラインでアグレッシブな見た目を持つフロントフェイス。もちろんグリルのメッシュ部分も再現されている。


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ホイールは6本太スポークを採用。実車純正形状とは違うものの、同じアルファロメオの名車、155 V6 TIを彷彿とさせるデザインで、このクルマの雰囲気を崩さない選択になっていると言える。


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リアはスポイラーがボディ同色・一体表現。

ナンバー枠はシャシの固定を兼ねており、かなり立体的となっている。ディフューザー&マフラーはシャシ一体で表現されている。


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ギミックはマジョレットのセダンタイプで多く採用されている左右ドア開閉を採用。開口部も充分に保たれている。


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内装もダッシュボードの造形だけでなく、ステアリング表現やシート形状表現など、ギミックを楽しんだ先に覗き込む場所のリアルさも確保している。


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スケールやギミック、アグレッシブさ。その全てがバランス良く組合わさったジュリア。
マジョレットならではの個性が光る1台と言える。