ミニカー
最深部を味わった後に スカイラインGT-R。それは世界中でファンを獲得し、これまでにいくつものミニカーが多種多様なスケールで登場し続けた名車。 トミカリミテッドヴィンテージにおいては、親にあたるトミカでKPGC10からBNR34まで全てがモデル化されている…
高自由度の集合体 現在主流のクオリティを追い求めたカプセルトイミニカーで、そのカテゴリーを牽引しつづけている存在と言っても過言ではない軽自動車。 現行ジムニーのモデル化からギミック搭載も徐々に増加しているなか、ついにその中でも特に極まった物…
「らしさ」を主張するために 2020年代になって、カプセルトイミニカーは活発に新製品をリリースし続け、リリース元も模型メーカーや2010年代創業のカプセルトイメーカーなど様々。 そんな中2002年創業の、このカテゴリーでは老舗の域に入ったとも言えるアイ…
いつかは、懐かしくなるんです 2002年。今からもう22年前のことになる。 21世紀突入で新たなクルマ像が模索されるなか、デザインもヨーロピアン風の丸みを帯びたスタイルや固定観念を一掃するような個性派など、主に若いユーザー層にも響くようなものをと、…
雑貨屋にありそうな感じ シティ、Be-1と続けてデビューし、カプセルトイミニカーの新たな道を拓いたアオシマは、後者を起点として日産パイクカーシリーズを充実させる方向へと舵を切り始めた。 その第2弾として、2021年8月にデビューしたのがPAOである。 オ…
個性主張は新たなステージへ 2020年11月のシティ登場によって、カプセルトイミニカーのバリエーションが幅広くなり始めた。 それをさらに加速させる形で、再びアオシマから400円クラスの新製品として、シティ発売からわずか1ヵ月後の短いスパンで投入された…
最初に いつもSERIEミニカージャンクションをご覧いただきありがとうございます。 ミニカーカタログシリーズについて、今回のシティから5号先のAZ-1まで、当初の予定より大幅に遅れての掲載となります。申し訳ありません。 ただし、予定車種についてはほとん…
注目が絶えない存在 2020年9月、現行RZ34型フェアレディZのプロトタイプが発表された際に、横浜日産本社ギャラリーで大きな告知もされずにお披露目されたトミカのプロトタイプ版。 その時は販売時期や価格も未定だったが、発表から1年5ヵ月後、遂にその時は…
ちょっと威張った子犬 アメリカ車はもちろん、ヨーロッパや日本のヒストリックカーも満遍なく商品化している近年のホットウィール。 もちろん日本生まれの軽自動車/小型車もここ5年ほどで、架空車含めて5~6車種ほどが新規金型でデビュー。 その中で2021年に…
磨き上げられた「最高」 R34スカイラインGT-RとセリカGT-FOURの登場により幕を開けた、トミカプレミアムの日本車拡充路線。これまで通常トミカで登場したモデルのリメイク物も多くラインアップ入りしているが、その中でも根強い人気を誇る1台が、2017年4月登…
可能性を広げた、隠れた名作 2014年スタートのトミカプレミアムは、当初はチューンドカー、特殊形状の緊急車両、さらには小惑星探査機も展開する、それまでのトミカシリーズと比べると型破りなラインアップを展開。 その方向性が覆ったのが2016年2月。日本の…
白ご飯のようなシンプルさ 2000年代の100円ショップのミニカーコーナーでは、マイストとウェリーが常に並んでいた。 両者ともに実車再現、ダイキャスト製という最低限の重厚感を確保していたが、チープものギリギリのシンプルさとなっていたのもちらほら。 …
モータースポーツやエンターテイメントで絶大な人気を獲得した日本のスポーツカーを数多くハイクオリティ化し、ほとんどの新品が1,000円以下のお手頃な価格で入手できるブランドがトミカプレミアム。 近年ではミニカー化車種の高年式化が進み、その結果、偶…
大きく抱ける憧れ 70年代に巻き起こったスーパーカーブームで、常に第一級の人気を誇ったクルマ、ランボルギーニ カウンタック。90年に生産が中止された後は、後継のディアブロに託し、その後同クラスにムルシエラゴ、アヴェンタドールが続いた。 そして2021…
熱い時代に敬意を表して BTCCやSTWに代表される、90年代のトップクラスモータースポーツの1種が、スーパーツーリングと呼ばれるツーリングカーを用いて行われたレース。 日本も例外ではなく、94年から98年にかけて、JTCCと呼ばれるクラス2規定のツーリングカ…
世界は広い トミカにおけるインテグラは、39年前登場のクイントインテグラから歴史がスタート。93年に廃盤後は沈黙が続いたが、サブシリーズのプレミアムからは3代目のタイプRが、トミカリミテッドヴィンテージNEOでは2代目がそれぞれモデル化。 そして今年…
二つの個性、ダイヤモンドの如し 1995年に発表、発売。ニスモを象徴するコンプリートモデルとして今でも多くのファンを有するのが、BCNR33型GT-Rをベースとした400Rである。 実車の価値は近年急激に上昇。先日の東京オートサロンでは、ソニックシルバーの個…
コレクションしよう 今からちょうど25年前の今日、S15型シルビア発売のプレスリリースが発表された。3ナンバースペシャルティから5ナンバーピュアスポーツへと変貌を遂げたそのスタイルは、この日から多くの人々を魅了したのだが、ミニカーにおいてのS15はト…
モダン・アグレッシブ ヨーロッパ市場のスタンダードカーをモデル化し続けるミニカーブランドがマジョレット。アルファロメオ車も、近年では2014年のジュリエッタから4Cスパイダー、ニューモデルのトナーレなど頻繁にモデル化。 そんな中2021年登場したのが…
質感良し、ギミック良し ここ10年で著しいクオリティアップを果たしているマジョレット。日本においてはカバヤがテーマに合わせた10車種を選定して一定期間販売する方式をとっており、その度に完全新規モデルが注目を集める。 そんな中12月、「イタリアンコ…
待ち望んだ存在 1999年1月、実車のシルビアが7代目S15型へモデルチェンジしたが、トミカにおいては5代目S13型のまま2001年まで続投。その後同年に、7代目S15型ベースの光岡ラセードが登場したもののトミカにおけるS15型は間接的なモデル化で、一旦2007年に幕…
+αの恐るべき力 今までトミカになってない車種すらも巻き込み、更なるクオリティの追求を行っているトミカプレミアムの前身として、2002年から2013年にかけて存在したのがトミカリミテッドである。 このシリーズは既存の金型をベースとしてディテールアップ…
素材のままで レースシーンで活躍したクルマを、年代問わずモデル化しているのがホットウィール。ル・マン24時間レースのレジェンドカーとして、787BやザウバーC9などがモデル化される中、2021年にベーシックでラインアップ入りを果たしたのが、今回紹介のR3…
HW流勇ましさ 止まることを知らない、昨今のアメリカでの日本仕様車人気。スポーツカーのみならず、RVについてもランドクルーザーやパジェロに代表されるフルサイズSUVが続々とUS入り。HWにおいても80系ランドクルーザーが既にモデル化されている。 そんな中…
新感覚エレガント 80年代から90年代に登場した選りすぐりの名車5車種が集められる、HWプレミアムシリーズの一つがモダンクラシックス。 このシリーズも高年式化が進み、近年ではシルビアのS14後期やランサーエボリューションVIなどのモデルが注目を集めたが…
2000年代の香り 今のニスモといえば白かグレーで赤いアクセント付きというのが特徴だが、00年代のニスモはシルバー基調でレッド、ブラック、シルバーのラインが入ったデザインが主流だった。 そして11月18日、まさにそんな香りを感じられるシルビアR-tuneプ…
かなり良い、ずっと良い 現行時代の2008年から実車の絶版から2年経過した2017年まで、通常トミカシリーズにラインアップされたCZ系ランサーエボリューション。当時のディテールアップバージョンであるトミカリミテッドにおいても、GSRプレミアム仕様で表現さ…
アイコンであり続けるために 今年3月、日産GT-Rが2024年モデルを発表、夏にはトミカにおいても7年ぶりに刷新することが発表された。 その序章として、10月26日から11月5日まで開催されたジャパンモビリティショーにおいてニスモモデルの先行販売が行われた。…
熱意は全てを解決する 2001年に通常トミカとしての役目を終えた初代プリメーラ。そこから6年経った2007年、通常トミカをベースにディテールアップを施したシリーズ、トミカリミテッドで大きくクオリティアップして通常ラインアップ再登場を果たした。 全体か…
揺らがない基本 1994年、製造工場が日本から中国へ移ると言う、トミカにとっては大きな変革が起きた年。 しかしそれによってプロポーションについても実質0からスタートを切る形となり、ボディ形状の違和感や細部塗装の過度な省略などが目に見えて感じてしま…